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円形の建物を描くには - iDエディタ基礎
注意するポイント;
建物の見分け方円形の建物は、周辺状況が複雑な地域でしばしば存在し、密集していることもあれば孤立して存在していることもあります。一見するだけでは、それが大きな岩なのか、茂みなのか、あるいは建物なのか、確証を持つことが困難です。ただし建物の近くには通常、かなり見分けづらいとはいえ、そこに入るために人や車が通る道路や小道が存在します。周辺が草地である場合、歩くために足で踏みしめられた跡が残ることでしょう。地域によっては、建物は乾燥した場所にだけ建てられたりすることがありますし、河川や湖の近くに建てられた建物の場合、ボートや舟でのみ出入りしていることもあります。大抵の場合、集落から2−3km以内にはなんらかの水源が存在しますが、多くの場合、水源を見つけるよりもなんらかの植物の植生があるかどうかで判別を行うほうがよいでしょう。 多くの地域では、新しく村落を構成する場合、以前から存在する村落からそこまで離れていない場所に新しい村落を築き、古いものはそのまま朽ちるまで - あるいは火災等で焼け落ちるまで放置される、ということが行われます。衛星写真に映る影を参照すると、それが建物かどうかの判別を行うことができます。もし単に円形の建物の跡が地面に残っている場合、影は発生しえません。もし迷った場合は、建物として描くようにします。
最善を尽くしましょう - 熟練したマッパーでもたまに間違うことがありますが、マッピングを行う際には、そこに表示されているものをなるべく正確に描くようにしましょう。 もし迷うような場合、建物を描いてしまってください。 建物のタグ付け今回のような作業の場合、私達はそこに訪れたこともなければ、詳しく状況を見知ったこともない場所を描きます。そのため、最も安全かつお勧めのタグは building=yes です。建物のオブジェクトにこのタグがついているかどうかは、iDの画面左側のタグ情報ペインの一番下、すべてのタグをクリックすると確認できます。 参考情報
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